パラロスベリがアイドルジータちゃんに言葉責めされてタッスルパフ!!

 夜も深まったというのに街には明かりが煌々と輝いている。そんな中に建つマンションの一室にて。ナイトテーブルに置かれている間接照明に橙色に照らされているダブルサイズのベッドのシーツは、二人の男女によって乱れに乱れていた。
 ベッドに組み敷かれ、素肌に革ジャン一枚の男の名前はベリアル。大人気バンドであるパラダイスロストのボーカルだ。今の彼の状態は手錠を嵌められてヘッドボードに固定され、目隠しにボール型の猿ぐつわ、両脚もM字に開かれたままベルトで固定されている。
 恥辱を極めた姿を晒しながらも本人は嫌がってなく、むしろ楽しみながら快楽に身を堕としていた。
 プレイボーイで有名な彼。夜の相手も毎晩違う相手と言われる彼の今宵の相手は金髪の美少女だった。彼女はジータ。国民的アイドルグループ、キミとボクのミライの一員。
 青を基調とした清純なイメージの衣装に身を包み、その清さに似合わぬ行為をこちらも楽しげにベリアルに対して行っていた。
「ツアーが終わって気分が高揚しているのは分かりますけど、私寝ていたんですよ? それなのにいきなり今から行っていい? って電話してきて……。まあ、明日は休みだからいいですけど」
「ん゛んーッ! んん゛ぅ゛! ン゛ッ!」
「昔のライブの服着て、しかもまたSMプレイがしたいだなんて。というかこの道具、今度こそ持ち帰ってくださいよ?」
 ベリアルの完勃ちしている愚息を真っ白な手袋に包まれた小さな手で掴みながら上下にこすっていると、鈴口から滴る先走りが布を濡らしていく。
 ジータとベリアルが深い仲になったきっかけは音楽番組での共演だった。ベリアルがちょっと引っ掛ければジータは警戒心のカケラもない顔のまま彼とのデートを承諾し、楽しい時間を過ごした後はホテルで──と、ベリアルの想像通りに運んだのはここまで。
 ジータは女性器と男性器を持つふたなりで、抱こうと思っていたのが逆に彼女に抱かれてしまったのだ。男女問わず遊んでおり、お尻の方の快楽を知っているベリアルはジータのふたなりちんぽにすっかりと魅了されてしまい、時折連絡をしてはホテルだったり、ジータや自分の部屋だったりと実に様々な場所で、色んなプレイに興じていた。
 また、ジータもベリアルのように美しくて、年上の男が自分の下で善がり狂う姿に征服欲を始めとする色んな感情が沸き立ち、同時にふたなりの強めの性欲を発散できるということで互いにWin-Winのこの関係に満足していた。
「わあ……ネットで見たことはありますけど、こんなに綺麗に割れるものなんですね。私と出会ったばかりの頃は丸い形だったのに、今じゃ縦に割れてすっかり女の子の穴になっちゃいましたね?」
 手コキもそこそこにジータの手は下がっていき、陰嚢を軽く揉みながらさらに下へ。会陰を通って不自然な形をしている肛門に向かうと両手でくぱくぱと広げて感慨深く呟く。
 後腐れない一夜の限りの関係を好むベリアルだが、ジータだけは別だった。何度抱かれても飽きることなく、もっと欲しくなるばかり。ここ最近はジータに掘られる頻度も高く、本来は排泄のためだけに存在する穴は女性器のように縦に割れている。
 この関係が世間に露見したら両方社会的制裁を受けるにしても、ベリアル側が抹殺される年齢の女の子専用のメスになっていた。
「たくさん濡らしてくださいね? 今からこの指がベリアルさんのナカに入るんですから」
 ベリアルの脚の間から身を乗り出したジータは唾液でベタベタに汚れたボールギャグを外すと片手の手袋を脱ぎ、人差し指、中指、薬指の三本を彼の口に挿入した。
 口内を性器に見立てて浅く出し入れする度にずぽっ、ぶじゅっ、と下品な音が鳴り、フェラをするように指を這いずり回る柔い舌の感触にジータは重い息を吐く。
 ベリアルがジータにハマっているように、彼女もベリアルの虜になっていた。彼の乱れる様を見ているとどうしようもなく興奮し、胎内に侵入したときの締め付けは離し難いものがある。アイドル失格だなと自嘲するも、この関係はやめられない中毒性に満ちていた。
「んっ……♡ もういいですよ」
 蛇のように這う舌の気持ちよさに頬を染めながらも次に進むために終了させ、名残惜しさを感じつつ指を引き抜くと夜の闇に光る大量の糸が引き、ぷっつりと切れた。
 そのまま下へと戻っていき、ベッドにうつ伏せになると目の前には白い肌に映える赤い黒い性器が二つ。ジータは愛しいものを見るように目をうっとりとさせると、瞳の奥にハートを秘めたまま顔をベリアルの雄へと近づけ、指は縦割れアナルへとねじ込む。
「──ひ、ォ、おォっ……!」
 少女の細指とはいえ、三本。普通は入らないが、ベリアルの淫性器は難なく飲み込む。やってきた圧迫感に喘ぐ成人男性を瞥見べっけんすると、ジータは血管の浮き出た硬い竿に口付けた。動かないように手で固定し、上下に舌を這わせて透明な露とベリアルの我慢汁で肉竿をコーティングしていく。
「アっ♡ それヤッバ……!」
 少女にいいようにされている男の口は快楽に吊り上がり、だらしなく舌を出している。さらにはねだるように腰が揺れ動き、ジータはその願いを叶えてやることに。
「オ゛、んお゛っ♡ ン、いつの間にっ♡ こんなテク……あっ゛♡」
「ふふっ♡ おちんちんシコシコされながら手マンされるの気持ちいいですか? いいですよね? そんなトロトロ顔してるんですもん。でも恥ずかしくないんですか? 私まだ十五歳ですよ? 歳の離れた成人男性が子供にお尻ほじられて気持ちよくなっちゃうなんて、ベリアルさんって本当にどうしようもない変態ですね」
 ジータの言葉責めに合わせて手の中の熱はさらに大きくなり、指を咥えている尻穴はきゅっ♡ と締め付けられる。ベリアルもこの特殊なプレイを心の底から堪能しており、そこに羞恥心やモラルなどない。その証拠に口元には笑みが浮かんでいる。目隠しによって秘められた紅い双眸も今頃は悦楽に蕩けているだろう。
「キミみたいな……ハあッ♡ みんなから愛されるアイドルに責められるなんて、んひぃっ♡ たまらなくっ、マゾヒズムが刺激される──ア゛っあああ♡♡」
「ほら、ここ触られるの大好きですよね? メスイキスイッチ♡ もちろんコッチも触ってあげますよ」
 満面の笑顔だけを見ればアイドルらしい眩しいものだが、そのキラキラとした眼差しで見つめる先にあるのは淫らな欲望を体現したような男。
 ジータはコリコリと存在を示している前立腺をリズミカルにタッチし、内部からは雌の快楽を、外からは天を仰ぐ陰茎をぱっくりと口に収め、フェラをしながらベリアルを追い詰める。
 少女の小さな口では亀頭とその先の少ししか入らず、残りは手袋に包まれた手で扱いていく。頭上からは悶える声がひっきりなしに上がり、ジータの欲望を加速させた。
 老若男女を魅了する低音の声は歌に艶と力強さを持たせ、聞く人々を惑わす。顔もよし、声もよし、体もよし。まさに神に愛された人間だが、その反動なのか性格は下劣を極める。しかしその危うい性分も人を惹きつけてしまう。
 そんな男の絶頂の気配を握っていた肉から感じ取ったジータは口から熱杭を解放すると、根本付近をキツく握り締めながら前立腺を激しく責めた。すると部屋全体に響く男の嬌声と一緒に下半身が面白いように跳ね、一気に力をなくしてベッドに沈む。
 射精を伴わないドライオーガズムの快楽にベリアルは思考能力を奪われ、くったりとしながら熱のこもった呼吸を繰り返す。
 どうしても目隠しの下が見たくなって、目を覆う布をずらせば淫らに潤んだ二つの赤。普段は冷血色の目が今は煮えたぎるマグマ。衣装の下に秘められているジータの性器がじくじくと疼く。
 男の部分は艶やかな男の胎内に牝汁を流し込みたいと訴え、女の部分はベリアルから香る性臭に子宮が反応し、恥液が大量に分泌されて秘裂を濡らす。
 体中を巡る血液が沸騰し、心臓の鼓動も激しくなる。それはジータの頬をりんご色に染め、己を落ち着かせようと深く息を吐き出したところでジータはベリアルの首元に跨り、スカートを持ち上げた。
 白いレースの下着に包まれた下半身。そこから顔を見せる巨根は可憐な少女にあっていいものではない。
「今からあなたをもっと気持ちよくするこのおちんちん、舐めて濡らしてくださいね?」
「フ……フフッ。オーケイ……ほら、喉奥までブチ込んでくれ。遠慮はいらない……」
 ベリアルの顔を半勃ちになっているふたなりペニスでペチペチと叩き、口を開けるように促せば彼は大きく口を開けた。きらりと光る犬歯に気をつけつつもジータは腰を前進させ、彼が言ったように喉の奥の奥まで牝竿を収納すると、ベリアルの髪の毛を掴みながら腰を振り始める。
 喉を蹂躙する凶器に生理的な苦しさで嘔吐きつつも、ベリアルは目玉をひっくり返してマゾ快楽を得ていた。平時と比べれば本当に酷い顔なのに加虐心が満たされていくようで、ジータはベリアルによって歪んでしまい、歪な世界を知る前の真っさらな自分にはもう戻れないし、戻るつもりもないと口角を上げた。
「おえっ♡ んぶっ、ん、ぉ、おぉッ!♡」
「はぁ〜♡ ベリアルさんの喉おまんこ最高……!♡ あんっ! 喉締めるの好きぃっ♡♡」
 天井を仰ぎながら堕ちた表情をするジータの目は完全に出来上がったもので、瞳にはハートマークが浮かんでいた。
 奥深く挿入すれば喉の締め付けが強くなって稲妻のような刺激が這い上がり、浅い挿入にすれば唾液に満たされた生温かい口オナホが舌で舐め回し、激しく吸引してくる。
 このまま射精したくなるが、本命はこちらではないとジータは堪え、ありがとうとベリアルの髪を撫でながら腰を引いた。
 ガチガチに硬化した凶悪な雌勃起にはネットリとベリアルの唾液が絡みつき、間接照明の光を受けてテラテラと官能的に光っていた。
 M字に固定された脚の間へと戻ってきたジータは女性器を思わせる肛門へと先端をあてがうと、隘路の狭さをじっくりと味わいながら腰を沈めていく。
 小さな入り口を抜けると温かい空間が広がり、肉壁の感触に湯に浸かったときに出る気の抜けた声がジータから漏れた。目を閉じ、極楽気分だ。
「はぁ……♡ キツキツなお尻最高……♡ あっ、ンッ! キュッキュッして悪戯しちゃだめ♡」
 歓迎するように穴に力を入れてくるものだから、ジータは不意打ちに喘ぎ、隆起したベリアルの腹筋に手を当てて可愛らしい声で啼く。
 実際のライブで使用した衣装のスカートに隠された結合部。裏地がベリアルの雄肉で汚れてしまうのを厭わず、ジータはゆさゆさと腰を動かし始めた。
「あ゛ぁ〜っ! 本当にキミはっ、お゛ほっ゛♡ 最高だよジータ! そう、そこだっ、もっと奥まで突いてくれ!♡♡」
(すごいエッチな顔……。腰止まんないし、もっと啼かせたい……)
 彼女の動きに合わせてダブルベッドのスプリングが軋み、独特の音を奏でながらカリ高の雌勃起でベリアルのメスイキボタンを抉り、最奥を目指して腰をぶつければ、ぷっくり亀頭の先端に吸い付く雄子宮が濃厚白濁汁で孕みたいとねだってくる。
「お゛ッぉオお゛ぉ♡♡ あッ、ひンッ♡ あっア゛っ!」
 アヘ顔を晒しながら汚い喘ぎ声を漏らすベリアルにジータの気分はどこまでも上がっていく。普段綺麗な顔をしているからこそ、今の状態とのギャップに胸が熱くなるというもの。
 抜けるギリギリまで腰を引いたのちに一気に押し込めば、ベリアルは声にならない声を上げ、喉を反らせた。
 男を蹂躙する性癖はなかったはずなのになぁ……とジータは薄い笑みを貼り付けながら、ドロドロに蕩けた蜜口に向かってピストン運動を続ける。
「ンギッッ!?♡ あ゛ぁァ゛ァッ♡ 二点責めとかッ……達する♡ 達するぅぅ♡♡」
 律動に合わせてベリアルの長大がジータの目の前で暴れ狂い、そろそろ幕引きにしようと彼女はベリアルのペニスに手を伸ばし、手コキをしながら肉穴をほじくる。
 そのスピードも射精のためなのか速くなるばかり。寝室に広がっていく淫声と荒い息遣いの果てに──ジータの下半身がぶるりと震え、ベリアルのナカに向かって一般的な射精量をはるかに超える大量の精を吐き出した。
 ふたなり娘の、しかも若い子の力強い熱たちをベリアルはアクメ顔で受け止めると自らも射精し、腹を汚す。その白い液をジータは指で掬うと、ベリアルの口に運んだ。
「ベリアルさんの優秀な子種、また無駄撃ちしちゃいましたね。ふふっ」
 汚液を口の中に塗りつけ、舌を揉んでやると赤ん坊のようにチュパチュパと指に吸い付いてくる。さらには物欲しそうな目を向けてくるものだから、一度鎮火したはずのジータの欲の炎が再び燃え、大きくなっていく。

   ***

「ベリアルさん、大丈夫?」
 シーリングライトに照らされた部屋はとても明るい。汚れた衣装を脱ぎ、代わりにベリアルの革ジャンを羽織っているジータはベッドの脇に腰掛けると、ぐったりとしている全裸の男の頬を撫でる。体はピクピクと小刻みに震えているも、彼からの反応は薄い。
 今のベリアルは拘束が全て外されており、手足を投げ出している状態。白い肌には粘った体液が散りばめられており、盛り上がった肉縁からはジータの白露が漏れ出ている。その様子からして何回も彼女のザーメンを中出しされたのだと分かった。
 ベリアルがツアーで長期間いなかったので久しぶりのセックスでつい盛り上がり過ぎてしまい、好色漢で有名な彼がギブアップの言葉を連ねてもジータがやめることはなかった。
 ふたなりの性欲に一度火がついたらどうなるか、ベリアルは身を持って知ることになったのだ。
「今お風呂の用意してますから後で一緒に入りましょうね。お腹タプタプになるまでナカに出した精液も掻き出さないと」
 薄いながらも妙に膨らんだ腹部を指で抑えれば、肛虐により赤くなった割れ目から淫汁がびゅう、と溢れた。普通の男によるセックスではこんなことにはならないのだが、ふたなりの射精量、そして回数がこの現象を可能としていた。
「っ、う……。今まで相手が音を上げることは多々あったが、まさかこのオレが音を上げるハメになるとはね……。いつもはセーブしてたのかい?」
「そういうわけではないんですけど……。たぶん久しぶりだったから。あ、水飲みます?」
 叫びすぎて声がかすれているベリアルに聞けば、動けないから起こしてくれと気だるそうに言ってきた。普通に起こせばいいのだが、ジータはなにを思ったのか赤ちゃんにミルクをあげるときのように首に腕を回し、上半身だけ起こした。
 そしてペットボトルのミネラルウォーターの蓋を開けると、ベリアルの口に近づける。
「おいおい、オレは赤ちゃんかよ」
 呆れながらも喉の乾きには抗えないようで、ベリアルは口をつけるとゴクゴクと飲んでいく。ジータはその様子を愛おしい者でも見るような目で見つめ、微笑む。
 ジータとしては最初からベリアルのことをそういう意味で好いており──そもそも、好意を抱いてなければ最初の時点で誘いを断っている。
 そんな彼の子種が無駄にならないようにしてあげてもいいのだが、それを許すとこの関係が壊れてしまいそうだからと気持ちは自分の胸に秘めたまま。
 一夜の限りの愛。終われば次の相手を求めて蝶のように飛んでいってしまう。ワンナイトラブを好む彼がこうして何回も、何回も望んでくれているのだ。それだけでいいと。
「今日はなんだかベリアルさんに優しくしてあげたい気分なんです。SMプレイをしたからかなぁ……。あっ、お風呂沸いたみたいですね」
「じゃあ連れてってくれ。オレに優しくしてくれるんだろう? 王子さま?」
 水を飲み干したのを見届けると、ちょうどお湯が沸いたことを告げるメロディが寝室に届く。連れて行ってくれと軽口を叩くベリアルにジータはにっこりと頷くと、ベリアルの腰と膝裏に腕を潜り込ませ、ひょいと持ち上げた。
 世間一般的に言う“お姫様抱っこ”。ベリアルとしては肩を貸してくれる程度だと思っていたので、いきなりベッドから離れた体に鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしている。
 まさか十五歳の女の子が、成人男性で体格もいい自分を? と。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。重いだろう? 肩を貸してくれるだけでいいから……」
「別に重くないですけど……? それに優しくしたい気分だって言ったじゃないですか」
 本当に重くないのかジータはきょとんとすると、ベリアルを抱いたまま歩き出す。鼻歌交じりの表情は嬉しそうだ。
 ベリアルとしてもジータが変なところで強情なのを知っているのでしょうがないなと口元を軽く緩ませると、大人しく体を委ねた。彼女にかかる負荷が増えるも、ベリアルを抱く腕はそれをものともせず、二人の姿は浴室へと消えていった。

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